Exhibition

#167 オルタナティブ G 藝大生が考えるグッドデザイン 東京藝術大学デザイン科 学部3年生 企画展 2025年8月2日(土) - 12日(水) 11:00-20:00 会期中無休・入場無料 “Alternative G” Good Design Conceived by Geidai Students An exhibition organized by third-year undergraduate students from the Department of Design, Tokyo University of the Arts / August 2 (Sat) - August 12 (Wed), 2025 11:00 - 20:00 Free admission

GOOD DESIGN Marunouchiは、2026年8月2日(日)から8月12日(水)に、東京藝術大学デザイン科の学部3年生による企画展「オルタナティブG 藝大生が考えるグッドデザイン」を開催します。

「良いデザインとは何か」という問いを出発点に、それぞれが考える新たな「グッド」を提案する展覧会です。
プロダクト、グラフィック、映像、空間など多様な表現を通して、日常にあるデザインをさまざまな視点から見つめ直し、新しい価値や可能性を探ります。作品ごとに異なる「グッド」のかたちを、ぜひご覧ください。

共 催:東京藝術大学美術学部デザイン科・公益財団法人日本デザイン振興会
Organized by Japan Institute of Design Promotion, the Department of Design, Tokyo University of the Arts

本展について

オルタナティブ(alternative)は、「別の選択肢」「これまでとは異なるあり方」といった意味です。
本展は、東京藝術大学デザイン科3年生が取り組んだ「オルタナティブなGOOD DESIGNを考えなさい」という課題の成果展です。
モノがあふれ、便利さが過剰になり、変化の速度が増し続ける現代社会において、「GOOD=良い」とは、いったい何を意味するのでしょうか。
その問いに向き合い、既存の価値観にとらわれない、自分たちなりのGOODを見出し、それを形にする。
学生たちの遊び心と挑戦心が詰まったそれぞれのGOODをご鑑賞ください。

藤崎圭一郎/東京藝術大学デザイン科教授

展示作品:

うごミックス
木村 春花 栗原ミレナ光吾子 中田 真惟子 山田 莉緒
「踊るのが恥すかしい」「でも、みんなで踊る楽しさは味わいたい」という気持ちを元に生まれたパーティゲームです。「踊ること」そのものではなく、「ゲームを楽しむこと」に意識を向けることで、自然と体が動き、踊ることへの心理的ハードルを下げることを目指しました。誰でも気軽に参加でき、一体感やリズムを楽しめます。

monac.
神山 苺々花 鈴野 友梨奈
私たちは、「無くす」「落とす」という誰にでも起こりうる出来事に着目しました。このイヤリングは、片方を失くしたあと、残った片方を一度だけ割ることで再び使うことができます。和菓子の断面の美しさから着想を得ており、割ることで新しい色や模様が現れます。失うことや壊れることを、終わりではなく新たな始まりとして捉え直すアクセサリーです。

MOJO
青木 顯人 真本 輝 田中 央
MOJOは、スピーカーなどのオーディオ規格を和室の寸法から再構築したサウンドシステムです。障子、柱割り、畳一畳や半畳など和室には、伝統的な寸法とその反復によるグリッドがあります。この規格に合わせてMOJOは構成されます。オーディオ機器の独特なモジュール性と規格、そして日本建築の空間規格。MOJOは背景が異なる二つの“規格文化を重ね合わせることによって、音響機器を家具だけではなく部屋そのもの、生きる空間として設計しました。

isi isu
古賀 雄太郎 福原 明葉 宮田 真結
岩という不均質な素材を座面に用い、身体が環境に適応する感覚を呼び起こすことで、均質化された生活空間における「良さ」の前提を問い直す。

lologue
米田 絢美 川西 杏暖
感情を「言葉」という型にはめることは、時にその純度を損なわせてしまうことがあります。文章への苦手意識や継続の壁を感じる人でも、直感的な「色」や「形」を用いることで、日々の心の揺らぎを自由かつ簡単に留められる。そんな新しい記録の形を目指しました。

ずかん
稲葉 このみ
このずかんは、文字を読んで生き物を知るためのずかんではありません。
手のひらに現れる生き物を見て、その気配を感じるためのずかんです。

カタチを生ける
中村 香乃 初崎 彩陽美 福島 奈緒子
意味や理屈を持って整理されたかたちに、気付けば生活を囲われていると思った。私たちは、私たちの直感的なカタチに対する心地よさの源をリサーチした。木の実や形のよい葉っぱをポケットいっぱいに拾い遊んだ幼い頃の記憶をなぞったり、手が動くままにスケッチをしたりしては心地よさの分析をした。
これは感覚に直接触れてくるような、もっと、理由より先に自らが惹かれてしまうカタチを知るため、そして共有しあうための試み。

土偶①
村松 覚志
土偶に見られる個性的で変わった形態は、以前に作られた像に倣って新しい像を作ることを何世代も繰り返していく間に、手作業のエラーと個々人の感覚によって生じたわずかな変化が、造形を少しずつ変化させてゆく中で生まれたものと考える。山形県で出土した土偶の造形を、手作業で再現することによって、過去に中断された変化のプロセスの再開を試みた。

武器 MADE IN JAPAN
長廻朋 深谷 玄太
平和になったあとの世界で、私たちは武器とどう向き合うべきか。

MOTTO WO ESCORT
王 萌佳 松尾 優
私たちは、「誰かが大切にしている言葉」と「自分が大切にしている言葉」の交換と循環をテーマにした見えない誰かと一対一で言葉を交換することのできる、モットーをエスコートという作品を制作しました。SNSなどでたくさんの言葉が目まぐるしく流れていく中で、言葉を「消費するもの」として受け取ることが増えていると感じます。一方で、何気なくもらったひとことに救われたり、ずっと心に残っている言葉があることにも気づきました。そこで私たちは、誰かの中に残り続けている言葉を、他の人へ受け渡していける場を作りたいと考えました。誰かの言葉に出会うという体験によって、受け取った言葉がふとした時に寄り添ってくれるような存在になれますように。

Difform
朝蔭 春奈 菅野 あかり
余白の多い都市の隙間に、人々が留まるための印の提案。上野公園、藝大での実装の記録。

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