リコーデザインと大田区町工場8社による、ものづくりの展示会です。
ちょうどいい、これで十分、心地よい。
“GOOD ENOUGH.”とは、ものづくりにおける「作り手」と「使い手」の双方にとってちょうどいいと思える「良い塩梅」を探るプロジェクトです。
ものづくり上の制約をポジティブに変換し、個性として仕立て上げることで、簡素な作りが醸し出す健康的な美しさを追求します。
リコーの創業の地である東京都大田区は、ものづくりの街として広く知られています。
大田区の町工場は、京都の伝統工芸や燕三条の鍛冶技術とは毛色が異なり、様々なジャンルの町工場が混在しているのが魅力です。
「仲間回し」という複数の町工場が工程を回してひとつのモノを作り上げる文化が、大田区には根付いています。
例えば板金加工、切削、研磨、メッキなど、細分化された各町工場は、それぞれの分野で量産に対する知見を蓄積しています。
超絶技巧ではなく、あくまで量産性。そのスタンスが”GOOD ENOUGH.”に通ずるものがあります。
本プロジェクトでリコーデザインと大田区の町工場8社がコラボレーションし、それぞれの町工場が保有している加工技術の特性を活かした作品を24点作製しました。
特設webサイト:https://jp.ricoh.com/design/good-enough.html
主 催:株式会社リコー 総合デザインセンター
コラボレーション先:
有限会社矢澤製作所 / 有限会社INB / 株式会社ヒタチスプリング / 有限会社ふじさん / 株式会社武原製作所 / 三和精機製作所 / 有限会社ピースリー / 株式会社エポゾール