Exhibition

#074 GOOD DESIGN AWARD 2019 社会課題とデザインの相関を探る フォーカス・イシュー 2019 展 2020年7月22日(水) - 8月12日(水) 入場無料 11:00-19:00 / Exhibition of Focused Issues of 2019 - Director Perspectives & Design Potentials for Our times July 22(Wed) - August 12 (Wed) 2020

本展について

2019年度グッドデザイン賞 フォーカス・イシューを、受賞デザイン30点を通じて4つのテーマごとに紹介します。
また、それぞれのテーマに関する2名のフォーカスイシュー・ディレクターの対話の内容を、グラフィックレコーディングの手法で提示し、分野・領域を超えたそれぞれの受賞デザインと イシューの関係性を明らかにします。

開催期間・時間は変更の可能性があります
*Period/ Open time will be subject to change.

グッドデザイン賞フォーカス・イシューとは

フォーカス・イシューはデザインと社会課題との関わりに目を向け、デザインが持つ可能性を掘り下げる、グッドデザイン賞の取り組みです。日本はいま課題先進国と称されるほど、社会にさまざまな課題(イシュー)が顕在しています。それらの中からフォーカスした複数の課題をテーマに、デザインがその解決に向けて、どのような提案を試みているかを「解読」するとともに、これからデザインによって為しうると考えられることを「描写」します。

「解読」はデザインの担い手の意志や想いの解釈を意味し、デザイナーが何を課題と捉えて、デザインによって何を果たそうとしたのか、具体的にどういったデザインのアプローチを試みているのか、第三者の眼を通じて掘り下げます。
「描写」は、デザインに内在・潜在する要素を引き出し、課題の解決につながる筋道を明らかにします。これはある意味で、デザインの当事者の意図や思惑を超えて、デザインによりもたらされうるものを拡張する試みといえます。

こうしたデザインの解読と描写を担うのがフォーカス・イシュー・ディレクターです。
ディレクターはグッドデザイン賞の審査の過程を通じて、所与のテーマを俯瞰する観点に立ちながら、応募されたデザインに着目してきました。2019年度は、一つのテーマに対して2名のディレクターが着任し、異なった立場から共通のテーマに向き合い対話を重ねることで多元的な視野を伴った「解読」と「描写」が生まれることを期待しました。また、デザインがその専門性に依拠することにとどまらず、多様な分野との協業や異なる領域に対して開かれた姿勢が必要であることを示唆しています。

https://www.g-mark.org/activity/2019/focusedissue2019.html

Items:

1 新ビジネスのデザイン

ディレクター:


林 厚見
建築、都市プロデューサー / 株式会社スピーク共同代表、東京R不動産ディレクター

ペニントン・マイルス
教育イノベータ / 東京大学生産技術研究所デザイン先導イノベーション研究室教授

2 技術・伝承のデザイン

ディレクター:


佐々木 康晴
クリエイティブディレクター /
株式会社電通

廣川 玉枝
クリエイティブディレクター、デザイナー /
SOMA DESIGN

3 地域社会のデザイン

ディレクター:


近藤 ヒデノリ
クリエイティブプロデューサー、
キュレーター / 株式会社博報堂

山出 淳也
アーティスト /
NPO法人BEPPU PROJECT代表理事

4 防災・復興のデザイン

ディレクター:


井上 裕太
プロジェクトマネージャー /
KESIKI INC.パートナー /
Whateverディレクター /
quantumフェロー

栃澤 麻利
建築家 / 株式会社SALHAUS
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