Exhibition

#80 木香展 MOKKO - TEN 多摩美術大学環境デザイン学科3年インテリア専攻 2020年12月3日(木) - 12月12日(土) 11:00-20:00 *12/8(火) 17時閉廊/最終日 19時終了 入場無料 / Dining Chair Exhibition 2020 Department of Environmental Design, Tama Art University December 3rd(Thu) - December 12th (Sat) 2020 * Closed at 5pm at Dec. 8th and Closed at 7pm at 12th 11:00-20:00 Admission Free

開催期間・時間は変更の可能性があります
*Period/ Open time will be subject to change.

椅子は身近なところで私達の生活を支えています。
それは社会的に困難な状況にあっても変わらないことです。
展示会場には、多摩美術大学の学生 24 名が丹精を込めて製作した木の椅子が 24 脚並びます。
あらゆる物事がめまぐるしく変わりゆく世の中だからこそ、変わらない木の椅子とその香りをじっくりとお楽しみください。

多摩美術大学環境デザイン学科3年インテリア専攻

椅子を考えること

椅子のデザインへの取り組みは、歴史上さまざまな試みが行われています。その椅子が生まれた時代の感受性と技術が合致した、“名作”と呼ばれる椅子もたくさんあります。「座る」という行為をサポートする道具としての一面で捉えれば、椅子は既に完成されているのかもしれません。では、なぜ今も新しい椅子がつくられ続けているのか? これは自身への問いかけでもありますが、そこにこそ、今、椅子をデザインする重要な意味があると思っています。

24脚の木の椅子は、今を生きる学生達が自らデザインして制作まで行ったものです。この椅子群には、彼らが描く生活像や時代感覚が否応なく滲み出しています。そうした同時代性こそが、先の問いのひとつの答えなのかもしれません。

今年も、ケベック木材製品輸出振興会(QWEB)のご支援に感謝いたします。そして、制作をサポートいただいた工房の先生方にも御礼を申し上げます。

多摩美術大学 環境デザイン学科 非常勤講師 藤森泰司

主 催:多摩美術大学環境デザイン学科
協 賛:ケベック木材製品輸出振興会(QWEB)
指 導:藤森泰司、米谷ひろし
会 場:GOOD DESIGN Marunouchi

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